~京都の裏方として百年~


北は比叡山、南は稲荷山まで山々が連なっており、東山三十六峰』と呼びます。

8月16日に行われるお盆の伝統行事、

五山の送り火。

最初に点火される『大』の文字。

如意ヶ嶽、大文字山。


東山とうふ 西初は、その麓の京豆腐店です。



料亭や京うどん屋、湯豆腐屋、旅館等々に

豆腐や京揚げ、ひろうすを納めさせて頂いています。

私達は、京都の裏方として大正13年から現在まで京都を支えてきました。


銀閣寺道、南禅寺参道、平安神宮界隈、大原三千院門前、伏見稲荷など

京都の東山一帯に豆腐を運んでいます。




桜の名所『哲学の道』。

東に歩くと銀閣寺があります。


~国産大豆~


当店では、

三種類の国産大豆を独自配合して、豆腐を作っています。



ただ国産大豆といっても

品種や産地や生産者等々で、その特徴は様々です。


たんぱく質が豊富で、豆腐の腰となる大豆

香りが良く、甘みが特徴的な大豆

たんぱく質、甘み、旨みのバランスが良い大豆

等々、その特徴が豆腐の個性となります。



当店では、主張しすぎずに旨みと甘みのバランスがとれた豆腐を作りたいと考え、

三種類の国産大豆を独自配合しました。


メインに

・滋賀県湖東永源寺地区を中心とした大豆

『ことゆたか』


甘みと旨み、たんぱく質のバランスを考えて

北海道大豆、富山県大豆をブレンドしています。


・注・大豆は農産物です。

天候等で不作の年もあります。  

当店の国産大豆の配合が変わることがあります。



~製法~


東山とうふ 西初は、

『大量に作るのでは無く、大切に作る』ということを大切にしています。


豆腐作りで感じるのは、

毎日同じ豆腐を作る難しさです。

天気、気温、湿度など毎日違い、それによって豆乳の出来が変わり、豆腐の出来が微妙に変わります。


豆腐の原材料は、大豆とにがり。

シンプルですが、その分ごまかしが出来ません。


その微妙な違いの見極めには、手作業が必要です。

大豆の浸積具合、生呉、加水、炊き具合、豆乳の粘度等々、人の目での見極めが重要です。



そういったことから、

西初では手作業での製法を大切にする一番の理由です。